他の考え事

最新型のドアロックシステムであれば心配は無用かもしれませんが、現役で走っている自動車には、降車時にエンジンのスタータからキーを引き抜いて、ドアを閉めてからそのキーでロックするタイプがまだまだ多数存在します。あるいは後部トランクを明けて、雑然とした荷物の中から必要なものを取り出そうとするとき、手にしていたキーをトランク内においたまま閉めてしまった、というミスもありそうです。

こうしたミスをする人は、ある種の癖があって注意力が散漫になってしまうので、もうコリゴリだと思っても同じミスをしてしまいます。しかし普段は慎重な人でも、なにかの拍子にこのようなミスをおかすこともあります。例えば、仕事、家族や予定などの考え事をしていたときです。仕事のはかどりがはかばかしくなく、休日だと言うのに前の週の仕事の出来映えの悪さに落ち込み、休み明けにはマイナスからスタートで予定が遅れ、せっかくの家族サービスにも気がそぞろであったときなどです。このような状態では心身共に疲れていたという事情もありそうです。また運転中何か気がかりなことや、心配ごとがあった、ということもあるでしょう。

こうした背景があると、単にキーの閉じ込みだけではなく、不注意な運転から重大事故を起こさないとも限りません。車は便利で快適ですが、事故を起こせば自分や家族あるいは他人の生命さえ脅かす危険なものになってしまいます。様々な不安要素があると、振り返ってみて自分が疲れていたと感じることがあるはずです。キーの閉じ込みくらいであれば安いものです。この些細なミスを反省の糧とし、そのミスの積み重ねの先にある重大事故を回避しなくてはなりません。

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